ここ数年やたら風邪を引くようになってしまいました><
食事は和食洋食バランスよく食べているので、そこまで栄養が足りないということはないと思うんですが、やっぱ加齢なんですかねこれ……orz
食生活には自信があったのですが、もう少し栄養があるものを食べようと思い「玄米食」を始めようと決めていたのですが、
「折角の新米シーズンに玄米というのも……」
と悶々としていたところ、普通の白米よりも栄養価が高く、普通の白米のように食べられる「金芽米(きんめまい)」というお米があると知り、試しに食べてみることにしました!
金芽米買ってみた!
「金芽米」の初回購入で金芽米専用の計量カップがもらえる、とのことで楽天市場の金芽米・オンラインショップで購入してみました!
こんな感じに段ボール箱で届いて、角に「金芽米カップ」が入っていましたー。
「金芽米カップ」の他には薄い冊子が二冊。金芽米の炊飯方法等の基本情報が書かれている「金芽米スタートブック」、情報冊子が入っていました。
金芽米 長野県産 あきたこまち
今回、記念すべき令和元年の初新米に選んだお米は……「金芽米 長野県産 あきたこまち」!ちょうど新米の販売が始まっていた、こちらのお米にしてみました!
「金芽米 長野県産 コシヒカリ」の新米も出ていましたが、我が家の定番の山形ブランド米「はえぬき」は、「あきたこまち」と「庄内29号」を掛け合わせて誕生したとのことで「金芽米 長野県産 あきたこまち」を選んでみました!
こちらは、スーパーでも比較的よく目にする「タニタ食堂の金芽米」。複数の産地・銘柄のお米をブレンドしたブレンド米のようです。
「金芽米」で売られているお米の産地・銘柄の種類はあまり多くないので、「いつもの産地・銘柄のお米を〜」というのは難しいかもしれません。
金芽米(きんめまい)とは?
金芽米の特徴
新しい精米法により、うまみ層「亜糊粉層」(あこふんそう)と胚芽の基底部「金芽」を残したお米です。
「金芽米」は、普通の白米だと精米の過程で取り除かれてしまう旨味や栄養がある「亜糊粉層」「金芽」を残した特別な精米方によって精米されたお米のこと。
「金芽米」という品種があるのではなく、普通の白米との違いは精米方法です。
こちらが、金芽米の生米!
ちょっと写真じゃわかりにくいですが、胚芽があった部分が金色をしているのがわかります。この部分が「金芽」。
左が金芽米、右は普通の白米です。
白米は真っ白く透き通っていますが、金芽米は金芽が付いているというのもありほんのり茶色く色づいているように見えますね。
米粒を見た感じでは「亜糊粉層」はわかりませんでした。
金芽米のメリット
「金芽米スタートブック」に書かれている、金芽米のメリットはこんな感じ!
- 自然免疫力を活性化!
- カロリー17%オフ!糖質14%オフ!
- ビタミン・ミネラル・繊維が多い!
- 美味しさアップ!
個人的に気になるのは…
【自然免疫力を活性化】
「免疫ビタミン」といわれるLPS(リポポリサッカライド)が、普通の白米と比べて約6倍も含まれているそうです。
LPSとは、リポ多糖のことで、免疫、自然治癒、アレルギー体質に対する生理作用があるそうです。(リポ多糖 – Wikipedia)
風邪を引きにくい身体づくりの補助になるといいんですが。
【カロリー・糖質オフ】
ごはん100gあたりのカロリーは普通の白米168kcalに対し金芽米140kcal。糖質は白米36.8gに対し金芽米31.7g。
同じごはんの量なのに不思議ですよね。
金芽米の炊飯方法
金芽米は、無洗米加工してあるので、水でとぐ必要はありません。
普通の白米を炊くように簡単に炊けるのですが、お米の計量と水加減に少し注意が必要です!
米袋には、おいしく炊くコツが書かれていて、要約するとこんな感じ!
- 米の量は普通の白米を炊くときより少なく!
- 水の量は普通の白米を炊くときと同じに!
金芽米の大きな特徴の一つ「亜糊粉層」は、水をたっぷり吸水し、炊き増えするので、普通の白米を炊くときよりお米の量は少なくし、水の量は同じにします。
ということで……
「スーパーで買ったけど、金芽米カップがない!」という場合でも、お取り寄せできるようです。
浸水時間に関しては、冊子に「夏場は30分、冬場は1時間」とありました。
秋なので45分で試してみましたが、山形の秋が寒すぎるのか、ちょっと硬めの炊き上がりになってしまったので浸水1時間で炊いています。
金芽米カップ
こちらが、「金芽米カップ」!2つのくぼみがあり、普通の1合計量カップより少なく計れます。
左は金芽米カップに入れた金芽米。右は金芽米カップで計った金芽米を1合の米計量カップに入れたものです……
※普通の計量カップ(180cc)の場合は、約1割程度少なめ(カップの9分目くらい)にしてください。
と米袋に書いてあるんですが……めちゃくちゃ難しいぃ!!
以前、シェラカップ炊飯したときも感じましたが、体積(cc)でお米の細かな量を調節するのはなかなか難しい。
「金芽米カップは使わぬッ!!」(?)という場合は、重さ(g)で計ってみるといいかもしれません。
金芽米を1合計量カップと金芽米カップでそれぞれ重さを計ってみるとこんな感じになりました!
- 1合計量カップ:約150g
- 金芽米カップ:約140g
金芽米のごはん レビュー
こちらは、炊きたてほやほやの金芽米のごはん!お米の量は2合になります。新米というのもあって、かさが少ないように感じます。
ただ、新米と古米による差なのか、金芽米と普通米による差なのか、比較していないので判断がつきませんでした。
新米は水分量が多く、古米より吸水しないので、炊き上げたときあまり膨れないそうです。昔は炊くと量が増える古米の方が値段も高く好まれたそう。(参考:新米と古米 – Wikipedia)
ちなみに、ストウブ鍋と鍋帽子を使って炊きました〜!
いざ、金芽米を実食!
普通の「あきたこまち」の味を知らないので、あまり適当な感想ではないかもしれませんが……
味と食感
「あきたこまち」と「金芽米」どちらの特徴なのかわかりませんが、味はあっさりしてて私好みの味でした。比較的あっさり味の「はえぬき」と比較してもかなりあっさり味だと感じました。
食感は、一粒一粒がしっかりとした粒感のあるお米で、少し「雪若丸」に似てるかも。
ちなみに、「雪若丸」のパッケージにあった比較表を見てみるとこんな感じ!
金芽米のメリット「美味しさアップ」ですが、特段、甘味・旨味が良いとも感じられませんでしたが、普通に美味しいお米でした。
金芽米の「はえぬき」と比べないと意味がないかもしれませんが、「はえぬき」の方があっさり味の中にも旨味があって個人的に好みです。
食べ応え
普通の白米に比べ約1割少ない量のお米を食べることになるので、「お腹すいちゃうかなぁ〜」と少し心配でしたが、普段と変わらない満足感があります!
なぜだかわかりませんが、食後にお煎餅とかナッツとかバリバリ食べちゃってたんですが、その量が減りました。
しばらくして「なんだかお腹周りがすっきりしたような…」と思い体重を計ってみたところ、0.5kg体重が減ってました!!
食べるお米の量が減ったので、当たり前といえば当たり前かもしれません。
金芽米の価格は、種類にもよりますが、普通の白米と比べて少し割高になっています。実質1割多く食べられるので、個人的にはそこまで気にならないです。
まとめ…感想
玄米よりは栄養ないけど、普通の白米のように美味しく手軽に食べられるので、「玄米食は合わなかったけど、栄養があるお米が食べたい!」という人にもおすすめです。
今食べている金芽米が終わったら玄米食に挑戦するつもりですが、かなり癖があるようなので、合わなかった場合は、また金芽米にしようかと思います。
「金芽ロウカット玄米」なるものもあるそうなので、まずはこの辺から試してみたいと思います!
去年の今頃も風邪を引いていたのですが、実は、今年もまた風邪をこじらせてしまいました><春とか秋とかお出かけシーズンに引くから本当にたちが悪いっ(泣)
結局、一番気になっていた「自然免疫力を活性化」については、今のところまだ実感できていません。風邪対策のハーブサプリも試しに摂っているんですが、なかなか実感が得られていないんですよね。
でも、ある年齢を過ぎてからお腹周りに付くようになってしまったお肉(泣)がすっきりしてきたのはよかった!