いよいよ梅雨の季節…「梅雨」といえば「梅」…「梅」といえば「梅干し」!!
今年も梅干しを漬けます!
いつもはプラスチックの漬け物用樽で漬けてましたが、今年は「果実酒用のビン」を使った梅干しを漬けの方法を試してみたいと思います。
果実酒用のビンを用意する
いつもは、こんな感じのプラスチックの漬け物容器…
もしくはこんな感じの琺瑯の漬け物容器を使って漬けているのですが…
今年はこんな感じの果実酒用ビンを使って梅干しを漬けてみます!!
2kgの生梅を漬けるのに5L容量の果実酒用のビンが必要なので注意!!
梅干しに必要な物
生梅2kgを5Lの果実酒用のビンに漬けるレシピです。
- 生梅・・・2kg
- 粗塩・・・300〜400g(15〜20%)
- 果実酒用の瓶・・・5L瓶
- 焼酎もしくはホワイトリカー・・・少々(消毒用)
- 重しの水を入れるビニール袋・・・2枚
果実酒用のビンで梅干しを漬ける方法
漬け方はこちらのホームページを参考にしました!
梅干し用の生梅を用意する
今年はこの「和歌山県産 南高梅」を使います!
ヨークベニマルで1袋1kgで税込み600円ちょっとでした〜。去年もこの梅を使いました。
去年は大粒でとても質のよい梅でしたが今年は小ぶり…。
まだ青く未熟なので段ボールに出して熟すまで待ちます。ほのかに梅のいい香りがします〜
こちらは丸2日経ったもの!
緑の物もあるもののだいぶ黄色く熟しました!芳醇な香りが部屋中に広がります!
この段ボールに頭をうずめハスハスずっとにおいを嗅いでいたいくらいです。
なかなかいい梅干し用の生梅が見つからないときは、楽天で探すのもいいかもしれません。
半熟梅は水に浸けてアク抜き
完熟した梅はアク抜きの必要はありませんが、半熟の物は1時間〜2時間くらい水に浸けてアク抜きします。
割と黄色く熟していたのでアク抜きしなくてよかったかも……(汗)
水を拭き取りヘタを取る
梅を水できれいに洗い、布巾やキッチンペーパーで優しく水を拭き取ります。
水を拭き取ったら、爪楊枝などを使って梅の実を傷つけないようにヘタ(ホシ)を取り除きます。
消毒したビンに梅と塩を交互に入れる
生梅の重さに対して20%くらいの塩分で漬けるレシピが多いですが、私は15%の塩分で漬けました。
生梅2kgなので、塩300gの粗塩を用意します。
塩分濃度が高い方がカビにくいので、はじめてで心配な方は20%くらいがいいかもしれません。
アルコール度数の高い焼酎やホワイトリカーに浸したキッチンペーパーで、瓶の中やフタを拭いて消毒します。
消毒したら、塩と梅を交互に瓶に詰めていきます。
一番上は塩を多めに塩でフタをするように詰めます。
消毒したビニール袋に水を入れ重しにする
梅と塩を瓶に詰めたら、瓶と同じように焼酎やホワイトリッカーで外側を消毒したビニール袋を2枚重ねにして瓶の中に入れます。
袋の中に水を注ぎ入れ重しにします。水は2L(2kg)入れました。
水がこぼれないように、ビニール袋のクチをしっかり縛ります。
横から見るとこんな感じになりました!
ちょっと隙間が!?
数日すると梅酢が上がってくるので大丈夫でした。
とりあえずこれで完成!
白干し(関東干し)の場合は、冷暗所に1ヵ月ほど置き梅雨明けに土用干しします。
赤しそを入れる場合は、6月下旬から7月上旬の赤じそが出回る時期に塩でアク抜きした赤じそを入れます。
途中経過…
3日後の梅干し下漬け
こちらは、丸3日経った梅…梅酢が上がってきました!
実は1日経ったとき水の重し0.5L(0.5kg)足したのですが必要なかったかも。
結局2Lに戻しました〜。
瓶を斜めにして回して早く梅酢が上がるようにしたけど、これもしなくてもよかったかも。逆に回したりすると梅酢が水の袋の周りに回り込んだりまずいことになりそう。
特に何もしなくても自然に梅酢が上がる気がします。
塩が下に溜まってますが、とりあえずこのまま見守ろうと思います。
どうなるかな〜。
1週間後の梅干し下漬け
1週間経った梅干しの下漬け…下にたまっていた塩がとけました!
まとめ…感想
去年、ネットでこの果実酒用の瓶を使った梅の漬け方を見てずっと気になってました。
ちょうど梅酒用に使っていた5L瓶が空いたので、今年はこの方法で漬けてみました!
大量に梅を漬けたい場合はこの方法は向きませんが、少量漬けたいときは専用の重しがいらないし、瓶なのでコンパクトでフタも付いているのでなんとなく安心です。
袋に入った水を重しに使うアイデアはなかなかいいですね。あと、瓶なので梅酢の上がり具合や梅の変化がよく見えるのもイイ。
ただ、水が漏れないかちょっとどきどきですが…まぁ大丈夫かな。。。
その後、赤じそを入れた赤梅干しにするため「本漬け」してみました!
「土用干し」もしましたよ!