謎に包まれた山形県鶴岡市の「湯殿山神社」を以前(10月下旬)参拝してきたときの様子を紹介します!
出羽三山のひとつ湯殿山(ゆどのさん)は「語るなかれ、聞くなかれ」と言われるように、
「湯殿山で見聞きしたことは決して口外してはいけない。それについて聞いてもいけない」
という掟が古来よりあります。
今回はもちろん掟破りはなしで紹介したいと思います!
湯殿山神社の内部は撮影禁止なので主に紅葉の写真です。
湯殿山神社の場所・情報
例年の紅葉の見頃時期
10月上旬〜10月中旬頃でしょうか。
湯殿山へ行ける時期
5月上旬〜11月上旬頃
※湯殿山有料道路の開通期間と同様。
交通アクセス
湯殿山の中腹にある湯殿山神社へは、湯殿山有料道路を通って行くことができます。
湯殿山有料道路
営業期間:5月上旬〜11月上旬頃(冬期は閉鎖)
通行料(往復料金):普通自動車400円
ホームページ:庄内交通
営業時間など詳しい情報はこちらのホームページより確認してください。
仙人沢駐車場〜湯殿山神社
駐車場から湯殿山神社までは、少し距離があり徒歩か有料の本宮参拝バスを利用して行きます。
徒歩
20〜30分くらい
本宮参拝バス
大人:片道200円 往復300円
小人:片道100円 往復200円
湯殿山神社の場所・地図
所在地:〒997-0532 山形県鶴岡市田麦俣六十里山7
地図と住所は駐車場がある湯殿山参篭所の場所です。
秋!紅葉の湯殿山!
湯殿山有料道路を通り仙人沢駐車場に車をとめます。駐車所は広くトイレもありました。
すぐ前には湯殿山レストハウスがあり、土産物や玉こんにゃくや味噌だれの焼き団子なども売ってました。二階にはお食事処もあるそうです。
こちらが湯殿山神社大鳥居と湯殿山参篭所です!大きい!
今回は本宮参拝バスを使わず歩いて湯殿山神社までいきます!
道は舗装した道路で歩きやすかったです。本宮参拝バスが通るので気をつけて歩きます。
10月下旬ブナの黄葉には少し遅かった模様。
でもこれはこれでブナの白い木肌がきれい〜!
真ん中の山の奥に月山というか姥ヶ岳あたりでしょうか?が見えます。
ちなみに湯殿山神社の脇には月山への登山口があります。

梵字川にかかる朱色の御澤橋。
秋晴れの空と紅葉がきれいです。
語るなかれ、聞くなかれ!湯殿山神社
…で徒歩20分ほどで湯殿山神社の入口に到着!
本宮参拝バス降り場や確かトイレもあったと思います。
この辺までは写真撮影OKだったのですが……
当時はブログをはじめるとは思っていなかったので写真撮ってませんでしたorz
掟破りにならない程度に湯殿山神社参詣の注意点をいくつか紹介します!
ちょこっと湯殿山参拝指南!
- 脱ぎやすい靴下でいくべし!
- 参拝の作法(写真撮影禁止等の参拝のルール)に従うべし!
- 語るなかれ、聞くなかれ!
脱ぎやすい靴下でいくべし!
湯殿山神社本宮へは裸足でないと参拝できません。
できるだけ脱ぎやすい靴下や靴でいくことをおすすめします。
特に女性はストッキングやタイツなどは履いていかない方がいいです。
参拝の作法に従うべし!
湯殿山神社周辺は撮影禁止になっています。
撮影禁止の看板が見えたらカメラ等をバッグにしまいましょう。
湯殿山神社は沢の近くにあり道が狭いので気をつけて歩きましょう。
参拝前にお祓いを受けます。祓い場でお祓い(500円)してもらい身を清めてからお参りします。
境内では誘導に従います。神社内は大変狭くなっているので神職の方が誘導してくれます。
語るなかれ、聞くなかれ!
あの松尾芭蕉も『奥の細道』で参拝した湯殿山についての詳細は語っていないそうです。
ご神体について書かれているサイトもあったりしますが、ここは古からの掟に従い湯殿山神社のご神体については口外しないようにしましょう。
私からはただ一言…
「神秘!!」
とだけ。。。
まとめ…感想
決して語ってはいけない謎に満ちた湯殿山神社。
行ってみた感想としては、一見の価値あり!!です!
ご神体はもう神秘的だったのですが、神職の方がマイクで誘導されていて若干遊園地のアトラクション待ち感が否めません……
いえ…境内狭いし、人気の神社なので混雑するだろうし、仕方のないことだと思いますが…
ちょっと流し作業的な感じが。。。
ともかく!
今回で出羽三山詣でが完了しました!
「三関三渡(さんかんさんど)」の旅を辿ってみましたが大変よかったです。
三山それぞれの意味などまだよくわかっていないところがあるので、もう少し詳しく調べて加筆してみようと思います。