私はシャンプーを使わず、固形石鹸でシャンプーして、手作りクエン酸リンスでリンスしてます!
お酢リンスを使っていた時期もありますが、「石鹸シャンプー+手作りリンス」歴は多分10年以上になると思います。
添加物がたくさん入った市販のシャンプーやリンスを使いたくなくて始めた石鹸シャンプー生活ですが、髪はサラサラになるし、石鹸だけで顔、体、髪と全身洗えるので、お風呂場もすっきりして気持ちがいいです。
今回は、私が洗髪に使っている「石鹸」と手作り「クエン酸リンス」の作り方を紹介したいと思います!
石鹸シャンプーに使っている自然派石鹸
石鹸シャンプーは体などを洗う普通の石鹸でもできますが、まずは、私が石鹸シャンプーに使用しているこだわりの自然派石鹸を紹介します!
洗髪の仕方は、石鹸を濡らした髪に擦り付けてから泡立てて使います。
Dr. ブロナー マジックソープ
100%天然のオーガニック(有機栽培)で、合成界面活性剤・合成防腐剤・合成着色料などの合成添加物一切無添加というこだわりの一品!
洗い心地もよくアロマな香りに癒されます。
ねば塾 白雪の詩
植物油脂(パーム油、パーム核油)を原材料に作られた無香料、無着色の無添加の純石鹸。
品名/台所用石鹸
成分/純石鹸分(98%)
(脂肪酸ナトリウム)
重量/180g×2
一見普通の石鹸に見えて添加物がたくさん入っている石鹸が多いなかで「ザ・こういうのでいいんだよ」の見本のようなすばらしい石鹸です。
「品名/台所用石鹸」……もう随分長いこと愛用していますが、今まで全く気にしてなかった(汗)本来の使用法ってどんなだろ。。。
台所用とありますが、全身に使ってます。もちろん、全然問題なしです。特に刺激もなく比較的に優しめの石鹸だと思います。
180gとずっしり重く大きいのに2個入り!しかも、値段が安く、270円くらいで買えるコスパも最高の石鹸です!!
とにかく大きいので、包丁で小さく切ってミカンのネットに入れて使ってます。
マリウスファーブル サボンドマルセイユ
オリーブ油やパーム油、ヤシ油がベースの自然派石鹸で、保湿成分のシアバターが配合されているのが特徴。
泡立ちがよく、泡は絹のように滑らかで気持ちがいいです。洗い上がりが優しく、髪も肌もしっとりふわふわになってすごくよかった!
クエン酸とは?
クエン酸は、石鹸シャンプーでアルカリ性に傾いた髪を弱酸性に戻すための使用します。石鹸で洗髪しただけだと、髪がキシキシしますが、クエン酸リンスをすることによってサラサラになります。
石鹸シャンプーを始めたばかりの頃は、キシキシしてつらいけど、慣れるとあまりキシキシしなくなってきます。
クエン酸(クエンさん、citric acid)は、柑橘類などに含まれる有機化合物で、ヒドロキシ酸のひとつである。爽やかな酸味を持つことから食品添加物として多用される。
ざっくりですが、
- クエン酸はpH2(強い酸性)
- お酢はpH3(やや強い酸性)
- 純水はpH7(中性)
- 石鹸水はpH10(やや弱いアルカリ)
市販のリンスはpH3〜pH4の弱酸性のものが多いようです。(参考:pH判定。リンス編。 – いずみの手作り何かづくり)
参考にしたサイトさんでは、pH試験紙で実際に測定してあって大変参考になりました!
pH3〜pH4になるように調節してクエン酸リンスを作ります。
こちらは、大洋製薬のクエン酸(無水)。植物性のデンプンを発酵させて作ったものだそうです。
[組成]
本品はクエン酸(C6H8O7=192.13)99.5%以上を含む。本品は、無水物である。
[使用法]
3. ポットや水筒の洗浄に使う。(クエン酸濃度:約1%)
掃除などに使う場合は、クエン酸濃度1%を目安に使うとよさそうですね。
クエン酸リンスのレシピ
- 精製水(もしくは水道水)・・・200ml
- クエン酸・・・小さじ1
- 精油(エッセンシャルオイル)・・・10~20滴くらい
- 無水エタノール(もしくはウォッカ)・・・大さじ1
※精製水を250mlから200mlに変更しました。
ちなみに、クエン酸の重さは小さじ1で3g、大さじ1で9gです。(参考:重量表 – 共立食品株式会社)
洗髪後、クエン酸リンス「大さじ1」をお湯「1L」で薄めたもので髪をすすぎ良く馴染ませ、最後に流水でしっかり洗い流します。手桶8分目、洗面器半分でだいたい1Lくらいでした。
レシピには精製水と書きましたが、私は水道水を使っています。
「クエン酸+水」だけでもクエン酸リンスになりますが、私は様々な効能がある精油をプラスしています。
エタノールは、精油を溶かすために入れます。私は消毒用エタノールを使ってます。無水エタノールよりエタノール濃度が低いですがまあ使えてます。
以前はしっとりさせるためにグリセリンを入れてましたが、入れない方が頭皮と髪の状態がいいのでやめました。このレシピにグリセリンを入れるなら小さじ1くらいでしょうか。
防腐剤等入っていないので、1,2週間で使い切れる量を目安に作るのがいいと思います。
酸性度
計算に自信ないですが、このレシピだとお湯に希釈した状態で多分pH3くらいになると思います。特に問題もなく髪もサラサラで頭皮もいい感じですが、改良してもう少し濃度を下げてみようと思います。
追記:と思ったんですが、ちょっとキシキシが気になったので少し濃度を上げました。
クエン酸は強い酸性なので、お肌が弱い方は念のためpH試験紙やpH測定器でpHを確かめてから使ってみたほうがいいかもしれません。
ヘアオイルでツヤツヤの髪に!
私は髪をタオルドライした後、美容オイル3,4滴を髪や頭皮にすり込んでいます。以前は椿油や馬油を使っていましたが、最近、美容オイルを変えていろいろ試しています。
今はホホバオイルを使ってますが、髪がつやつやのふわふわになってなかなかいい感じです!
クエン酸リンスの作り方
1. ガラス瓶を用意する
私はお酢とかポン酢が入っていたガラス瓶を使ってます。
中身を使い終わったら、水ですすいで、エタノールを中に適当にスプレーして、蓋を閉めて瓶を振って洗浄して、中のエタノールを捨て、蓋を開けてしばらく乾かしておきます。
2. エタノールと好みの精油を入れる
ガラス瓶に分量のエタノールと好みの精油を入れてよく振って溶かします。
私はフケ対策に良いとされる
- ティーツリー
- ラベンダー
- オレンジ
などを中心にブレンドしてます。
同じ精油を続けて使いすぎると身体が慣れてしまい効果的ではないので、使用は2週間までにとどめ、別の精油に変えた方がよいそうです。
3. 水にクエン酸を溶かす
計量カップに分量の水とクエン酸を入れよくかき混ぜて溶かします。
5. ガラス瓶にクエン酸溶液を入れる
ガラス瓶にクエン酸溶液を入れて、ガラス瓶の蓋を閉めてよく振って混ぜたら完成!
まとめ…感想
本当はビーカーを使って、エタノールで精油を溶かして、そこに水とクエン酸を混ぜて……という手順だと思うんですが、ズボラなのでこの方法でやってます。
消毒用エタノールの濃度のせいか、分量が適当すぎたのか、はたまた精油の種類によるものなのか、精油が溶けきれず分離してしまうときがありますが(汗)あまり気にせず使ってます。
ちなみに、クエン酸リンスのガラス瓶は脱衣場に置き、プラスチックのプリンの空き容器に使う分の大さじ1を注いでお風呂場に持って行って使ってます!
「リン酢」こと食物酢リンスの方が、お酢大さじ1をお湯に入れるだけなので手軽で簡単ですが、クエン酸リンスはお酢のような気になる臭いがないのでいいものです。