山形県大江町の「大山自然公園」に群生する「ヒメサユリ」を撮影してきたときの写真を紹介します!
ヒメサユリは大変かわいらしいピンク色の日本固有のユリで、東北地方南部や新潟県の一部の地域のみに自制する珍しい植物です。
大山自然公園にはおよそ6万本のヒメサユリが植えられているそうです。また、見ごろの時期には「大山自然公園ユリまつり」が開催されます。
大山自然公園の情報
大山自然公園には十分広い駐車場があり、トイレは管理棟にありました。
例年のヒメサユリの見頃
5月下旬~6月上旬頃
車で約30分の『日本の棚田百選』に選ばれた「椹平の棚田」がある朝日町の「一本松公園」のヒメサユリもだいたい同じ時期に見頃を迎えます。

協力金
大山自然公園では、かつて多く自生していた「ひめさゆり」を増やす活動を地元住民・関係団体が行っています。
「協力金」は、ゆり植栽や公園整備のために使用されているそうです。
私も少しばかりですが協力金を箱に入れてきました。
大山自然公園の場所・地図
参考サイト
大山自然公園のヒメサユリ
大山自然公園にはコテージがあり、その周辺にヒメサユリが咲いています。
こちらが、「ヒメサユリ」!
可愛らしいピンク色が「姫」と言う名前にぴったりですね。
遠くにまだ雪が残る白い山々が見えます。
こちらはまだ残雪が残る「月山」!
ちょっとうろ覚えですが、管理棟の上からだと特によく見えたと思います。

こっちはちょっと濃いめのヒメサユリ。
福島県裏磐梯の雄国沼湿原で見た黄色いニッコウキスゲの大群生も素晴らしかったですが、ピンク色のヒメサユリもかわいいです。

絶滅危惧種のヒメサユリ
ヒメサユリはオトメユリともいい、日本特産のユリで山形・新潟・福島・宮城南部の限られた場所にしか群生しない貴重な植物だそうです。
ピンク色でとても可憐なヒメサユリですが、実は環境省のレッドリストでは「準絶滅危惧」に指定されています。
山形県では飯豊連峰、朝日連峰、吾妻山の周辺で見ることができるそうです。
ちなみに、花言葉は「飾らぬ美」「純潔」「私の心の姿」だそうです。
(参考:オトメユリ-Wikipedia)
そういえば、山形市の富神山に登った時、咲いてるのを見たことがありました!
かつては大山一帯にヒメサユリが咲いていたそうですが、乱採取により数十本にまで激減してしまったそうです。
大江町では、ヒメサユリを保護し増やして、かつてのようにヒメサユリ咲き乱れる大山を取り戻そうと活動しているそうです。
帰りは林を通っていきました。この辺に来るとヒメサユリはまばら。
昔はこの辺にもたくさん咲いていたのでしょうか。
こちらは林に咲いていたヤマボウシ。
まとめ…感想
道はきれいに整備されていて歩きやすいです。
散策路としては短く少し物足りないですが、ヒメサユリを見ながらベンチや芝生でお弁当を食べるのもよさそうです。
自生しているユリというと、ニッコウキスゲぐらいしか見たことなかったのですが、ヒメサユリもピンク色が可愛らしくて素敵です!
この頃はブログを始めるなんて思ってもいなかったので、全体像をあまり撮ってなくて…(汗)
もう一度行って写真撮り直したいです!
大山自然公園から車で約30分と割と近くにあるの朝日町の「一本松公園」にも咲いていて、あわせて見に行きました!こちらもおすすめです!
個人的散策路評価:★★★☆☆ 星3(朝日町の一本松公園とあわせれば星4)
写真一言:過去の写真見直したらいいのあまりなかった…撮り直しに行きたい。