今年も山形県米沢市「上杉雪灯篭まつり」の季節がやってきた!
と言うことで以前、上杉雪灯篭まつりの「プレ点灯」へ行ってきたときの写真を整理してみました!
以前、上杉雪灯篭まつりに行ったときは途中でボサボサと雪が降ってきてしまい、写真撮影どころではなくなってしまいあえなく撤退…
からのリベンジで「プレ点灯」に臨みました。
上杉雪灯篭まつり プレ点灯の情報・場所
上杉雪灯篭まつりのプレ点灯は、お祭りが開催される前日の夕方から夜にかけて行われます。
年によって違いがあるのかもしれませんが、プレ点灯では主に雪灯篭の点灯でキャンドルゾーンは点灯されないようなので、雪灯篭とキャンドルゾーン両方を見たい方は注意が必要です。
平成30年(2018年)の日程
雪灯篭プレ点灯:2月9日(金)17:30〜20:00
雪灯篭まつり:2月10日(土)・11日(日)・12日(月祝)
上杉神社・松が峰公園周辺の場所・地図
上杉雪灯篭まつりは、上杉神社と松が峰公園の周辺で行われます。
伝国の杜(上杉博物館)の方から入ると順序よく見て回れるんじゃないかと思います。
お祭り本番のときには使えないと思いますが、このときのプレ点灯では、松が峰公園北側の公衆トイレがある「おまつり広場駐車場」が使えたのでそこに駐車しました。
上杉雪灯篭まつりホームページ
最新の正しい情報はこちらの上杉雪灯篭まつり公式ホームページよりご確認ください。
リベンジ!上杉雪灯篭まつりプレ点灯にやってきた!
途中から吹雪いてしまい、肝心な雪灯篭が撮影できなかった「上杉雪灯篭まつり」の様子はこちら。
主にキャンドルゾーンの写真です。服装についてもこちらで書いていますのでよかったらどうぞ。
まずは伝国の杜(上杉博物館)前の有機ELイルミネーション!
こんな感じに雪灯篭と一緒に並んでいました〜
確か同じようなオブジェが「やまがた雪フェスティバル」にも展示されていました。
プレ点灯なので、キャンドルゾーンにキャンドルはなかったのですが…
こんなキャンドルっぽいイルミネーションもありました!
ちょっと記憶が曖昧ですが、これは水で光るイルミネーションだったような?
ちなみに、伝国の杜はお祭り期間中いつもより遅くまで開館しているそうなので、雪灯篭まつりと合わせて見学してみるのもいいかもしれません。
伝国の杜のトイレは、お祭りの観客にも解放されていて使用可能でした。
伝国の杜前から上杉神社へ続く参道はこんな感じ!
以前来たときもこの辺までは写真撮っていましたが、やはり灯りが燈ると全然雰囲気が違いますね〜!!
この年(2016年)は、暖冬で雪も少なく例年より規模を縮小して開催された年でした。
よく見ると例年より雪灯篭がちょっといびつなんですよね。と言うのも昼間暖かかったで、ちょっと溶けてしまっているようでした。
確かこの年は県内のほとんどで根雪にならなかったんじゃないかと思います。
こちらは、「なせばなる」!
米沢藩主の上杉鷹山が残した歌
「成せばなる 成さねばならぬ 何事も 成らぬは人の 成さぬなりけり」
の一節ですね!
こちらは、上杉神社(松が峰公園)の入り口!
かつて米沢城本丸があった場所で今は神社と公園になっています。
入り口の橋には、上杉謙信が好んで用いたと言われる武神 毘沙門天の「毘」の文字の旗が今でも掲げられています。石灯籠もかなり大きくて立派です。
暗くなってくるとまたいっそ雰囲気が出ますね!
春は桜が綺麗だったお堀も冬はこんな感じに凍ってました。
ちょっと見にくいけど、たぶん上杉鷹山公の銅像!
こちらは鎮魂塔。
昭和53年の「第1回上杉雪灯篭まつり」に太平洋戦争戦没者の霊を慰める鎮魂塔を雪で製作して、献灯してから現在まで続けられているそうです。
この年は雪が少なかったのか、鎮魂塔は雪ではありませんでした。
手前の立派な雪灯篭も昼間の暖かさでくにゃっと傾いてしまってますね。
本番ではない「プレ点灯」なんですが、結構たくさん人が来ていました!
皆さん思い思いに写真を撮影していました。大きな三脚を持った人も多かった。
本番は混雑するというのもあって、写真をじっくり撮りたい写真愛好家の方が多いような感じでした。
Lightroomで消してる部分もあるけど、奇跡的に人が写っていない写真!
オレンジ色の雪灯篭の灯りが幻想的ですね〜。
こちらは、上杉神社の鳥居と雪灯篭!
夜の神社というのもあってこちらもなかなか幻想的です。
上杉雪灯篭まつりの雪灯篭は、すべて市民の手作りだそうですが、鳥居の両脇の雪灯篭はクオリティが高いです。
この先は上杉神社!なんですが、神社自体は確か閉まっていたかな。
チビ雪だるまと雪灯篭!
プレ点灯の面白いところは、運が良ければ雪灯篭を製作している現場を目撃することができること!
学校、会社、市民サークルなど様々な団体が製作しているそうですが、グループによってはプレ点灯中も急ピッチで雪灯篭作りが行われていました。
うろ覚えの部分もありますが、市内の小学校グループは、小さなシャベルやら、調理道具的なもので手作業で雪灯篭の仕上げ作業を一生懸命していました。
社会人グループでは電動ノコギリのようなもので豪快に削り上げていたり、団体ごとにいろいろ工夫しているようで、そんなところも面白いです。
暖冬に見舞われた上杉雪灯篭まつり…
この年は雪も少なかったんですが、本当暖かくて!
お祭りを見に行くぶんには暖かくてよかったんですが、雪灯篭にとっては受難の年のようでした><
昼の早い時間に完成したのか、奥の雪灯篭は暖かさでぐにゃりと曲がって今にも倒れてしまいそう。
素敵な模様がある雪灯篭なんですが、なかなかの曲がりよう……無事に本番を乗り越えられたかその後が気になります。
ここだけ灯りが点いていたので、まさにできたてほやほやの雪灯篭でしょうか。クオリティーも高く雪ぼんぼりもいっぱい!
暖冬だと制作者の方もいろいろ大変そうです。
まとめ…感想
プレ点灯はキャンドルゾーンなし物産展なしで本番より魅力が欠けますが、雪灯篭を撮影したい人、混雑を避けてじっくり見たい人なんかにおすすめです。
それに、急ピッチで行われる雪灯篭製作の様子も見られなかなか面白かったです。
小学生グループが先生や保護者と一緒に雪灯篭を一生懸命作っていましたが、「夜の神社で雪灯篭作り」なんてなかなかできる経験ではないので、いい思い出になるんだろうなぁ〜
と見てて微笑ましかったです。