山形県白鷹町に点在する「置賜さくら回廊」の桜、「釜の越桜」「薬師桜」などを撮影した写真を整理したので紹介したいと思います!
「置賜さくら回廊」で撮影した写真を整理してきましたが、南陽市、長井市、そして、やっと白鷹町までたどり着けました〜
釜の越桜と薬師桜の情報
例年の桜の見頃の時期
4月中旬〜下旬頃
釜の越桜の場所
釜の越桜は、釜の越農村公園にあります。近くに専用の駐車場があり80台ほど駐車可能だそうです。
薬師桜は、釜の越農村公園から徒歩数分の県道11号沿いにあります。
山形県指定天然記念物 釜の越桜(かまのこしざくら)
こちらは、「釜の越農村公園」!
釜の越桜の他にソメイヨシノなども植えられています。
この時はかなり早朝に訪れたのですが、私と同じように「置賜さくら回廊」を巡る人でしょうか、写真を撮っている人がちらほらいました。
晴れていれば後ろに残雪の朝日連峰が綺麗に見えるのですが、微妙に雲に隠れてしまっていますね。
で、こちらが「釜の越桜」!
この写真だと「ん?どれ??」って感じですが…
この写真の左側が「釜の越桜」で右側が「勝弥桜」と言うそうです。
「釜の越桜」は、樹齢約800年のエドヒガンザクラで山形県の天然記念物に指定されているそうです。
こちらは、「勝弥桜」!
濃い紅色がきれいな桜ですね〜!
勝弥桜は、釜の越桜の二世樹ということですが、こちらもエドヒガンザクラなのでしょうか?
長井市の「伊佐沢の久保桜」もそうだったんですが、釜の越桜も以前の様子と比べると枝や花付きが寂しくなっているように感じます。
この辺は巨木の古典桜の宿命と言ったらいいのか…
山形県指定天然記念物 薬師桜(やくしざくら)
こちらは、「薬師桜」!
釜の越桜から徒歩でほんの数分のところにあるのですが、初めて来た時はスルーしてしまいました(汗)
薬師堂と薬師桜、そして後ろには残雪の朝日連峰…
絵になる風景ですね〜!
薬師桜は、釜の越桜と比べると樹高はかなり低いのですが、樹齢約1200年のエドヒガンザクラで山形県の天然記念物に指定されているそうです。
「樹齢1200年」でピンと来た人もいるかもしれませんが、こちらも長井市の「釜の越桜」と同様、「坂上田村麻呂」によって植えられたと伝えられているそうです。
その太い幹を見ると、薬師桜が重ねてきた年月の重みを感じることができます。
薬師桜も釜の越桜も当然のように花を咲かせていますが、雨の日も風の日も豪雪の日も幾度と超えて、800年、1200年もの間、この場所で毎年花を咲かせ続けてきたんですよね。
ずっと昔から地域の人たちに愛され大切にされてきたんでしょうね。
十二の桜
釜の越桜から比較的近くにある置賜さくら回廊の桜を紹介します。
こちらは、「十二の桜」!
「十二本の桜がある」という意味ではなく、「十二薬師堂」と言う地名が由来だそうです。
山口奨学桜
こちらは、「山口奨学桜」!
明治時代に植えられた桜。この場所は小学校の跡地だそうです。
まとめ…感想
全部ではありませんが「置賜さくら回廊」の桜をざっと巡りました!
地元の方々のガイドやお茶のおもてなしがあるところもあったり、地元の人の桜への想いをひしひしと感じました。
博物館などに保存されている国宝なども「そんな大昔のものがあるのか!」と驚きますが、樹木の天然記念物となると、人の手ではどうにもできない天命がある中、今も存在し続けていることにただただ感嘆します。
前回のもそうなんですが、今回の写真も結構前に撮影したもので、ピントがおかしかったり、構図が微妙なものが多く、もう一度撮影し直したくなりましたorz