2018年1月31日は「スーパーブルーブラッドムーン」というとても珍しい皆既月食だったのですが…
山形では……というか、私は見られませんでしたぁ〜〜〜orz
これは一種の雪国に住む者の定め。冬の天体ショーには期待ができない><
場所によって観測できたところもあるようですが、だいぶ曇っていたので早々に諦めてネットのライブ中継で見てました。
折角なので、前回2015年4月4日の皆既月食の写真や月の写真を整理してみましたー。
スーパーブルーブラッドムーンとは?
その前に激レア天文現象「スーパーブルーブラッドムーン」について!
「青いのか?赤いのか?」
ちょっとよくわからない名前ですが、以下の3つの条件が重なった大変珍しい月のことをスーパーブルーブラッドムーンと言うそうです。
- スーパームーン:月の軌道が最も地球に近づく近地点で普段より約14%大きく見える
- ブルームーン:1か月に2回満月がある月の2回目の満月
- ブラッドムーン:皆既月食時にみられる赤銅色の満月
「ブルームーン」の「ブルー」要素はどっから来てんの??
って疑問がちょっとありますが、なるほど、これはかなりレアですね!
しかも、今回の皆既月食は満月が地球の影に完全に入る皆既食が約1時間20分続くというかなりの好条件でした。
皆既月食2015/4/4
前回、日本で皆既月食が見られたのは2015年4月4日でした。
春だったので寒さの面ではよかったのですが、皆既食の継続時間が約12分と短く、じっくり見る暇もなく写真を撮影してたら終わってしまって!
その時撮影した写真がこちら!
現像したときに色彩調整してますが、こうやってみると本当に赤銅色で血のように赤くブラッドムーンって感じです。よく見ると右側に星が見えます。
“ネオ一眼レフ”ことコンデジFZ200で撮影して、Lightroomで現像しました。トリミングしてます。
山に星空撮影しに行くときに双眼鏡を持って行って星空観測しているんですが、満月のときは自宅から双眼鏡で月を眺めてます。結構きれいにクレーターが見えて楽しいですよ。
FZ200で撮影した月の写真
1枚だけでは寂しいので、FZ200で撮影した月の写真を少し貼ってきます!
多分満月ではないけど、ほぼ満月の月!月の海やクレーターなんかもよく見えます。
下側にあるクレーターなんか、隕石が衝突したときの衝撃の凄さが見てるだけで伝わってきますね〜!
FZ200はすごくズームできるんですが、画質がのっぺりしてるので満月だと月の表面のデコボコ感がわかりづらいかも。
満月ちょっと前の満ちていく月。光と影の境界部分はクレーターのデコボコした感じが出てて、満月より立体感があります。
こっちは半月。半月が一番陰影がはっきりして月表面の荒涼感がよくわかりますね。
まとめ…感想
しかし、すごいなぁ…
月には大気がないので、こうしている間にも隕石が衝突して新しいクレーターができてたりするんですよね。
あと、月の自転周期と公転周期がぴったり同じなので、地球にいつも表面を向けていて、裏面は決して見えない——
てのが本当にすごい!!
……やっぱ月の裏側には、本当に“サンタクロース”がいたりするのかなぁ。