星景写真を撮影する際のレンズの結露防止に購入したオイル式のカイロ
「ハクキンカイロ」を購入したのですが…
これが使ってみると、めちゃめちゃ暖かくて最高でした!
雪国の冬は雪に閉ざされ一日中氷点下なんてこともあるので、今では極寒の冬を越す心強いお供になっています。
普段使い以外でも、冬のキャンプ、登山、旅行、釣り、スポーツ観戦、などなど…
様々な場面に使えるので、雪は降らないけど放射冷却が厳しい非雪国にお住いの方にもおすすめです。
ちょっと使い込んでいますが、愛用のハクキンカイロを紹介したいと思います。
オイル式の使い捨てないカイロ「ハクキンカイロ」
こちらが、私が使用している「ハクキンカイロ ピーコック」のパッケージ!
このハクキンおじさんがトレードマークになっています。
ハクキンカイロは1923年から販売されている超ロングセラー商品!
パッケージのレトロさがまたいいですね〜
ピーコックは、一番スタンダードなタイプで最大で約24時間保温できます。
数年前に購入したものなので、今売っているものとパッケージが異なります。
中には、ハクキンカイロ本体、注油カップ、袋、説明書が入っています。
袋の口がほつれてしまったので、ちょっと補修してあります。
カイロ本体の素材は真鍮。
ハクキンカイロは「MADE IN JAPAN」日本製です!
ステンレスだと思っていましたが…
真鍮……なんですね。
…そもそもステンレスとどう違うんだろう。。。
ハクキンカイロは、ホッカイロなど使い捨てカイロと違って
繰り返し使用可能!
なのですが、専用のオイル燃料が必要です。
こちらが、「ハクキンカイロ専用 ベンジン」!
こちらもおじさんマークが目印になっています。
ベンジンの説明の一部を書き出すとこんな感じ。
品目:ベンジン(第四類第一石油類)(危険等級Ⅱ)
内容量:500ml
用途:ハクキンカイロ用・オイルライター用・染み抜き
内容量は500mlでホームセンターなどでも700円台ぐらいで売られています。
ハクキンカイロ本体のフタを外すとこんな感じ!
このプラチナ媒体の火口にライターやマッチで点火します。
燃料のベンジンが直接燃えているのではなく…
気化したベンジンがプラチナの媒体作用によって徐々に酸化発熱する化学カイロ
というものだそうです。
SOTOのスライドガストーチを点火に使っていましたが…
とうとう壊れてしまった〜><
火口が伸びてすごくいいコンセプトの商品なんですが、ちょっと壊れやすいようです。
便利なのでまた欲しいけど…もっと丈夫に作って欲しいぃ。
火口を取ると中はこんな感じに中綿が詰まっています。
点火する前にこのタンクにベンジンを入れます。
もう4,5年使っているので、綿がだいぶ茶色っぽくなってしまいましたが元は真っ白でした。
こんな感じに本体のタンクに注油カップをセットして給油します。
写真ではちょっと見にくいですが、真ん中と上の方に二箇所に目安線が入っています。
このカップ半分で約6時間、カップ1杯で約12時間、カップ2杯で約24時間もちます。
点火したらフタをして袋に入れて使用します。
袋のチェック模様がなかなかかわいいです!
袋も今売られているものと変わっているようです。
燃料の携帯にはZIPPOオイルの小缶が便利!
ハクキンカイロ ピーコックは、最大約24時間、丸一日もちます。
結構長時間持つので、普段は必要ないのですが…
数日の泊まりなど、旅行先でも使いたい場合は
ZIPPO(ジッポー)オイルの小缶にハクキンベンジンを入れて持ち運んでいます。
こちらがオイルライターなどの燃料のZIPPOオイル小缶133ml!
こぼれないしコンパクトなので携帯に便利です。
ちなみに、ハクキンベンジンと大きさを比較するとこんな感じ!
ハクキンカイロの説明書には
市販の当社指定「ハクキンベンジン」をご使用ください。
とありますが…
このZIPPOオイルでも普通にハクキンカイロ使えました。。。
が、お試しの際は自己責任でお願いします。
真偽のほどは不明ですが、ジッポーハンディーウォーマーは、ハクキンカイロがOEM元ではないかと言われているそうです。
まとめ…感想
ハクキンカイロの暖かさは、使い捨てのカイロとは比較にならないほど本当暖かいです!!
「カラダが芯から冷えてゾクゾクする〜><」
なんてときには、これでお腹や背中を温めるとカラダがあったか〜くなります。
冬のアウトドア、ワカサギ釣り、天体観測、野鳥観察、雪祭り、初詣でなどなど…
これからの季節に大活躍します。
ただ、ものすごく暖かいので低温火傷に注意が必要です!
とても暖かくて満足していますが、使用中ベンジン独特の臭いがほんのりするので、人によってはこの辺が気になるかもしれません。
ポケットに入れて使用していますが、カイロ用のベルトがあった方が便利そうです。
近いうち購入してみようかなと思っています。
ちなみに、カメラレンズの霜取りには、履かなくなった靴下の先を切り落としたものをレンズの胴に通してそこにハクキンカイロを挟んで使ってます。