専用の登山装備を揃え始めて5年くらい、手持ちの装備で登山(というかハイキング?)していた期間を含めると7年くらい経ちました。
基本的に日帰りでできる軽登山&天気のいいときだけしか登山しませんが、実際に使ってみて「買ってよかった!イマイチだった!今度はこっちを買いたい!」なんていう登山装備をまとめてみました。
これから登山を始める人の参考になればと思います。
はじめての登山装備選び!
まずそろえたい登山装備
登山をはじめたら、まずそろえたい装備を個人的に重要だと思う順に並べました。
- レインウェア(カッパ)の上下
- 登山靴
- ザック
- 登山服
登山装備をそろえるにあたり
一度にすべて買える人はそれでいいですが……登山用品は結構高い><
「一度に全部買うのはキツい!」
「どんな装備が自分の登山に必要かよくわからない!」
なんて人もいるかと思います。私もそうでした(汗)
そんなときは、手持ちの物で代用しつつ、代用できない重要な装備だけまず購入して軽登山から山を楽しんでみてはいかがでしょうか?
手持ちの装備で代用
私が登山をはじめたばかりの頃…
- 登山靴→運動靴
- ザック→デイバック
- 登山服→スポーツウェア
こんな感じで代用品を使っていました。
本格的に登山を始める前…
あれは本格的に登山を始める前の秋。栃木県那須町の茶臼岳に登ったときのこと…
- 街着用もこもこダウン!
- ジーンズ!運動靴!デイバック!
- ぺらぺらのカッパ持参!
で登ったのですが、皆さんがっつり登山服を着ている中、もこもこダウンはちょっと恥ずかしかった。あと、ジーンズは歩きにくかった。
しかし、地元の中学生が運動靴・運動着のジャージ・デイバックで登山していて、無雪で天候が安定している時期の難易度の低い山の日帰り登山であれば、登山専用でなくてもいいんじゃないかなと個人的に感じました。
ちなみに、茶臼岳の姥ヶ平の真っ赤な紅葉に感動した後、本格的に登山をはじめようと決めて登山装備をそろえはじめました。
https://sunalog.net/koyo-chausudake-nasu/
こだわりがなければモンベルがおすすめ!
「たくさんメーカーがあってどれを選んだらいいかわからない><」
そんなとき救世主となる登山メーカーが「モンベル」!日本のメーカーなので日本人のカラダにあった登山服・登山靴・ザックからクッカーやテントete…と、モンベルだけで登山装備一式そろいます。
比較的安価でお財布に優しく良い事づくめ!ひとつ欠点をあげるとしたら…「絶望的にダサい」それだけです。
登山靴・ザックはカラダの特徴が人それぞれ違うので、モンベルでは合わない人もいると思いますが、登山服関係はしっくりくる人が多いんじゃないかと思います。
迷ったらとりあえずモンベルを候補に入れてみてはいかがでしょうか?ちなみに、私は登山服に限って言えば8割モンベルです(笑)
では、買ってよかった・イマイチだった登山装備を紹介します!
レインウェア(カッパ)の上下
まず買ったのが、モンベルのレインダンサーのジャケットとパンツ!
「これは買ってよかった!」
ジャケットとパンツは別々に販売されているので、両方買うと合計で3万円近くします(汗)が、とてもいい商品でした!
ゴアテックス素材でできているため、防水防風でありながら、カラダから出た水蒸気を外側に透過するので、内側が蒸れにくく快適です。
ウィンドブレーカーのように防風ジャケットとしても利用可能です。気温や風などの状況によってフリース、ダウン、レインウェアを重ね着して使用します。
レインウェアは、下にフリースやダウンを着る余裕のあるサイズを選びましょう。
ちなみに、冬の雪かきにも大活躍します!特に降雪時に本領発揮!雪かきは、気温が氷点下でも大量の汗をかきます。濡れない、蒸れない、私にとって雪国の必需品です。
それ以外にも、星空撮影や高原散策など登山以外にもフリースと合わせよく使います。
レインダンサーより少し高価ですが、より薄く軽量なモンベルのストームクルーザーも人気のようです。私は生地の強度面でレインダンサーを選びました。
登山靴(トレッキングシューズ)
私が雨具の次に購入を考えたのがキャラバンのトレッキングシューズC1-02S!
スリーシーズン(春夏秋)用、ゴアテックスの登山靴。防水だから水たまりも怖くない!足も蒸れないし軽量でよさそうです。
ネットショップのレビューも高評価ですが、足は人それぞれ。必ずお店で試着して自分の足に合った登山靴を選びましょう。
あと、登山靴は足首を痛めないようハイカットのものがおすすめです。
お店で試す際は、大抵試し履きの登山用ソックス(普通の靴下より厚手)が置いてあるので、それを履いて試着してみましょう。
で、キャラバンC1-02Sの肝心の評価なんですが…「実はまだ購入してないので評価できません(汗)」
というのも、実はこんなティンバーランドの革靴を使ってます。おすすめはしませんが!
登山はじめたばかりの頃、手持ちの靴で代用しよう探したところ、通販で買ったはいいものの履いていないこのブーツがありました。
ネット通販の失敗あるあるで、試着せずに買ったのでかなりぶかぶかで(汗)海外メーカー製なので1.5~2cmくらい大きくて、しかも重くて全然履いてませんでした。
厚手の靴下を履いても緩かったので、かなり厚めのソフソールのインソールを入れてみたところこれがぴったり!インソールを入れた事で履きやすくなり、重さがツラいことはなくなりました。今でも履いています。
スリーシーズン用の登山靴は冬は凍傷になってしまうので使えませんが、この革靴は、スノートレッキング程度ですが、雪の中でも染みないし寒くもなく使えました。山形の男子高校生が冬によく履いているのを見かけるので納得です。
ただ、ゴアテックスじゃないので蒸れます。登山後に靴を脱ぐと自分の汗で靴下の先が湿ってたり。
次は軽くて快適なキャラバンの登山靴がいいと思っていたのですが、革もいいかもしれないと思うようになりました。
ザック
日帰り登山には容量30Lくらいのザックが目安ですが…
「次にザックを買替えるなら、オスプレーのケストレル38(カイト36)!」と、思っていましたが女性用カイトの36Lを購入しましたが…
デカ過ぎた!!
38L(36L)のサイズは、1泊の小屋泊まり登山や荷物が多い時の日帰り登山に適したサイズ……冬のスノートレッキングや泊まりの旅行にも使えるよう、このサイズがいいと考えましたが大きすぎました。
手元にある他メーカの30Lのザックと比べると、ふた回り近く大きく感じます(汗)
一概に言えませんが、荷物が多い日帰りでも持て余してしまう大きさで、使いどころが難しいサイズに感じました。
背面長調節可能・トレッキングポールアタッチメント・1~2気室切り替え式・レインカバー標準装備など素晴らしい機能性に惹かれましたが、サイズが使用に合いませんでした。
背面調節機能がなく、1気室だったり、スペックが異なりますが、日帰り登山に適したサイズのケストレル28がよかったかも。
ただ、ケストレルシリーズは容量が大きめにできているような気がしてきました。
オスプレーに憧れがありましたが、買い換える際はグレゴリー ズール30やグレゴリー ズール35辺りと比較検討してみたいと思います。
…で、現在使っているザックはコールマンのウルトラライトパック30。こんなの。
「これはそこまで悪くないけど…もうちょっと…」
楽天のセールでかなり安く買ったもで、軽量化を追求したウルトラライトの商品で重量640gとかなり軽いです。
ちょっとイマイチなのは、素材がペラペラで初心者には少しパッキングが難しいこと、ストックをサイドポケットに上手く固定できないところ。
ザックの背負い心地やフィット感は意外と良かったのですが、腰ひもや肩ひもを調節しても腰で背負っている感じはなく、荷物が重いと肩が痛くなってきます。
日帰りの軽登山の場合、手持ちのデイバックで代用できますが、荷物が重いと肩が痛くなり歩くのが苦痛になります。
靴同様、ザックも人に合う合わないがあるので、実際にお店で背負って自分のカラダにフィットする物を購入するのがベストですね。
まとめ…感想
結構長くなってしまったので登山装備の基本「カッパ・登山靴・ザック編」と「登山服編」に分けました(汗)
今回の記事を書いてみて、「サイズはこのくらいがいいなぁ」「次買うときはこういう点に気をつけよう」と気づく点があっていい整理になりました。
登山をはじめたばかりの頃は、登山装備にお金がかかるので、安価で品質が微妙な物を選びがちですが、長い目で見たら最初にしっかりした物を買ったほうが得だと思います。
今度は自分が使ってるクッカーやバーナー、ストックなど細々した登山用品についてもまとめたいなぁと思います。