秋田県仙北市にある日本最大級のカタクリの群生地「かたくり群生の郷」に行ってきました!
想像以上に群生していて、カタクリのピンク色の絨毯は圧巻!散策しながら写真も撮ってきたので紹介します!
【春の秋田 花めぐり旅行】の第5弾は「かたくり群生の郷編」
早朝の角館武家屋敷と桧木内川堤の桜をさくっと楽しんだ後、かたくり群生の郷にやってきました。
【春の秋田 花めぐり旅行 シリーズ】
かたくり群生の郷の情報・場所
例年のカタクリの見頃の時期
4月中旬〜5月上旬頃
入園料
1人300円
園内のコース整備と保全活動に使用されるそうです。
かたくり館の場所
「かたくり群生の郷」の入口には「かたくり館」があるので、この施設を目的地に指定していきました。
角館武家屋敷から車で約15分くらいかかりました。近い!
公式サイト
ピンク色の絨毯!カタクリの大群生地!
早朝の角館の桜を楽しんだ後、コンビニで朝ごはんを食べたりして「かたくり群生の郷」に到着したのは朝8時頃。だったんですが…
すでに結構人が来てました!!早め早めに来て正解でした(汗)
カタクリ群生の郷はちょっとした山で、山の所々にカタクリの群生地が点在していて自家用車で巡れるようになっています。
山中の道は狭く一方通行になっています。途中に駐車場も点在しています。
で、「かたくり群生の郷」へ入っていくと…
辺り一面カタクリの大群生がッ!!
事前に写真で見て知っていましたが…想像以上に圧巻でした!!
ピンク色と言うか紫色のカタクリが辺り一面咲き乱れ…
まさに絨毯!
辺り一面びっちり咲いていて、夢のように素敵な光景でした。角館の桜もちょうど満開で見頃でしたが、こちらも見頃でした。
ちょっとうろ覚えですが、ここは入口から比較的近くの大きな群生地だったかな。
まさにカタクリのお花畑!
なんともメルヘンな感じでかわいい〜!
カタクリの群生地は保護されているので、ぐぐぐーーーっとズームできるレンズがあるといいかもしれません。
ズームして撮った写真はネオ一眼ことコンデジのFZ200で撮影しました!
こちらも、ぐぐぐっとズームしてカタクリの花のアップ!うつむいて咲く姿がなんともかわいらしいです。
カタクリはユリ科の多年草。花言葉は「初恋」だそうです。
こっちは大きな株のカタクリ!
地元では「カタッコ」「カタンコ」と方言で呼ばれているそうです。可愛い方言ですね〜
散策路もあるので、のんびり歩きながらカタクリの花を楽しめます。
絶滅が危惧されるカタクリ
木陰に咲く姿が妖精のように可憐なカタクリ。
今では里山に少し咲いているのを見かける程度の「珍しい山草」ですが、昔はもっとたくさん咲いていたそうです。
かつて片栗粉の原料だったカタクリは、山菜としても食され「食べてたら生えなくなっちゃった!」なんて話も聞いたことがあります。
というのも、カタクリは成長が大変遅く、発芽してから開花までなんと7〜8年!!とんでもなく長い年月かかるそうです。
ちなみに、多くの都道府県でカタクリは絶滅危惧種、レッドリストに指定されているそうです。(参考:カタクリ – Wikipedia)
辰子姫の涙とかたくりの花伝説
ちょっとピントが合ってないんですが、FZ200でズームして撮影した白色のカタクリの花!
カタクリはいっぱい咲いているんですが、シロバナは激レアでした!突然変異?アルビノ?なんでしょうか??
パンフレットには白いカタクリに関するこんなお話が載っていました…
最近は辰子姫が流した涙の最後の一滴がシロバナになったとの『辰子姫の涙とかたくりの花伝説』から、恋愛成就の聖地として訪れる方々も多くなり、その受け入れ態勢も整えています。
シロバナを見つけ合掌すれば、恋愛が成就されるといわれます。是非、シロバナを探してみてください。
辰子姫が流した涙の最後の一滴……
なんともおしゃれなお話ですね〜!
この後、田沢湖へ行って「たつこ姫伝説」を知ったんですが、ちょっと雰囲気違うのでこっちの伝説とは別物なのかな??
追記:「かたくり館」のホームページにある『三湖伝説外伝』というお話のようです。
あっ、シロバナ見つけたのに合掌するの忘れた……orz
まとめ…感想
事前に写真で見て「すごいな〜」と思っていましたが実物は本当にすごかった!!一見の価値ありです!!
見頃の時期が角館の桜とちょうど同じ頃なので、合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。とってもおすすめです。
かたくり館の駐車場は広いのですが、かたくり群生の郷内に点在する駐車場は小さめなので見頃の時期は混雑しそうです。
トイレはかたくり群生の郷内の数箇所にありました。
次回は、辰子像のある田沢湖へ!