山形市鉄砲町の「光禅寺」の桜が素晴らしいと聞いて撮影してきたので写真で紹介します!
光禅寺は、山形を代表する戦国武将のひとりで、山形城(霞城)の城主であった「最上義光」公の菩提寺でもある由緒あるお寺です。
境内の大きな枝垂れ桜や参道のソメイヨシノが素晴らしく、「名所」と言っても過言ではありませんが、お寺なので静かに桜を愛でるのがよさそうです。
ちなみに、1日で山形市内の桜の名所をいろいろ巡ってきたので他の記事で紹介したいと思います。
光禅寺の情報
法事等、お寺の行事があるときは桜を観覧することができないようです。お知らせの張り紙が貼られているので十分注意しましょう。
境内での飲食禁止なのでこちらも注意。
例年の桜の見頃の時期
4月中旬〜下旬頃
山形の桜名所「霞城公園」とだいたい同じ頃でしょうか。
光禅寺の場所
駐車場は光禅寺の参道の隣にあります。
光禅寺の桜の参道
山形市中心部の込み入った住宅街を進むと現れるのが……
こちらの「光禅寺」の門!!
門に最上氏の家紋「丸に二つ引き」がどどーん!!とあることから最上家と縁が深いお寺であることがわかります。
ここからでももう十分わかりますが、門を越えて進んでいくと……
辺り一面桜の参道がっ!!
あまりの桜まみれ具合に思わず「わぁ〜〜〜!!」っと声が出てしまいます!
参道両脇のソメイヨシノが桜のトンネルを作り、本堂前の枝垂れ桜が桜ののれんのように揺れてます!
桜の名所を巡っていますが、こんな風に頭上から桜がわっと降り注ぐような光景を作り出しているところはあまり見たことがないので感動しました。
このときは4月中旬でしたが、ちょうど散り際で時折はらはら舞う桜がきれいでした。
平日でしたが次から次へと結構桜を見に来る人が絶えませんでした。カメラを構えた写真愛好家の方もいました。
ちなみに、駐車場は参道を少し進んで左側にあります。
この参道をお寺の関係者や参詣者の車が通るので、参道から写真を撮影するときは邪魔にならないよう前後に十分気をつけましょう。
光禅寺の大枝垂れ桜
参道を進んで石橋のところまでやって来ました!
こちらが光禅寺の大枝垂れ桜!!
ちなみに、石橋はこんな感じになってますー
お寺と枝垂れ桜……絵になりますねぇ〜!!
枝垂れ桜を撮影していると地元の方でしょうか、光禅寺によく桜を観に来るという方に「以前はもっと枝ぶりが良くてすごかった」と聞きました。
山形には古典桜がたくさんありますが、雪害でしょうか?枝が折れてしまい、樹形が大幅に変わり小さくなってしまったというケースをよく目にします。
最上義光公の菩提寺「光禅寺」
こちらが、光禅寺の本堂。
最上義光公により慶長7年(1,602年)に開創された曹洞宗のお寺。
移転や火災による消失を経て、現在の本堂は大正2年(1,913年)に再建されたものだそうです。
(参考:光禅寺-Wikipedia)
最上義光公をはじめ最上家三代の菩提寺で、隣接する墓地にある最上義光公のお墓に手を合わせてきました。
こちらは、光禅寺の扁額。
この写真では見づらいですが、光禅寺の山号「天龍山」と書かれているようです。たぶん!
ちょっとハートっぽい形の鎖樋には桜の花びらがいっぱい浮かんでました。
山形市名勝「心字の池」の庭園
こちらは、本堂の裏にある名勝「善光寺庭園」の「心字の池」!
そして、この庭園は「山形市指定文化財」とされています。
庭園の何たるかがわかっていない私には「何の変哲もないごく一般的な日本庭園」にしか見えないのですが……
山形県内でも最古の庭園のひとつで、建築年代は不明だそうですが、徳川初期の特徴が見られ、規模の大きさ、後世の修繕がないことから価値があるとされているそうです!!
名勝の庭園の他に、歴史的資料として「永和二年石塔婆」というい石塔婆があるそうです。墓地の方にあったのかな……見逃した。。。
鐘楼と神社
光禅寺の鐘楼。梵鐘は元禄11年(1,703年)に京都で作られたものだそうです。
隣には……
石の鳥居と神社がありました!
こちらの枝垂れ桜もまた色が濃く違った感じでいいですね〜
枝垂れ桜が華やかでなんとも美しい風景です!
あ、桜に夢中で何神社だったのか確認するの忘れたorz
まとめ…感想
桜ももちろん素晴らしいですが、山形の歴史と関わりが深いお寺で面白かったです。
近年の極端な気候で、山からすっかり街歩きにシフトしつつあるんですが(というか暑すぎてお出かけ自体きつくなってきた><)社寺仏閣を巡ると「もっと歴史の授業しっかり聞いとけばよかったー!」となります。
歴史好きの人とか本当尊敬します!子供の頃と違って今は興味あるけど、全く記憶できそうにない><
平成に撮ったの写真は平成のうちに!と思って整理してしまいたかったんですが、全然間に合いませんでしたorz
令和の時代も「スナログ」をよろしくお願いします。