ミラーレス一眼レフGX7で星の軌跡撮影してみた!【固定撮影編】

GX7で撮影した星の軌跡の写真

ガイド撮影編」に続き今度はGX7で固定撮影した星の軌跡(日周運動)通称:星のグルグル写真を現像&処理してみました!

撮影方法やその後の処理・コンポジット(比較明合成)の方法などを備忘録としてここに記録します。

マニュアル撮影・バルブ撮影できるカメラと三脚とリモコンがあれば割と簡単にできます!

ちなみに、この写真は去年の10月下旬に冬期閉鎖になる前の蔵王で撮影したものです。

かなり寒かった思い出。。。

GX7で撮影した星の軌跡の写真

こちらがGX7と三脚を使って撮影した星の日周運動の写真です。カメラは真北の夜空を向いてます。

回転の中心辺りにあるほとんど回転していない点が北極星。

GX7で撮影した星の軌跡の写真

パナソニック DMC-GX7 LUMIX G 20/F1.7
20mm f1.7 ISO200 ホワイトバランス白熱電球 RAW
長秒ノイズ除去OFF 手ぶれ補正OFF
60sec×34枚コンポジット(比較明合成)
三脚使用
撮影場所:宮城県 蔵王

使用した機材

【撮影】

  • Panasonic DMC-GX7
  • Panasonic LUMIX G 20mm/F1.7 II ASPH パンケーキレンズ
  • シャッター リモコン レリーズ
  • 三脚(できれば重くがっちりしたものがブレなくてよい)

【画像処理】

  • Adobe Photoshop Lightroom 6(現像)
  • StarStaX(コンポジット)

長時間露光&連写で星を撮影

これがコンポジット(合成)前の写真。

こんな感じの写真をリモコンを使って何枚も連写します。

RAW写真

F1.7 ISO200 60sec

星の日周運動を写真に収めるには長時間露光する必要があります。

しかし、GX7はMモード(マニュアルモード)のバルブ撮影(B)でも、最長128秒(2分8秒)までしか撮影できないので何枚も連写して対応します。

ドライブモードを連写にして撮影するのですが、連射速度を高速にするのがポイント!

撮影間隔が開いてしまうと星の軌跡が途中ぶちぶち途切れてよいグルグル写真にならないので注意!

もちろん長秒ノイズ除去(ノイズリダクション)もOFFです!

GX7にはインターバル撮影機能もありますが、撮影間隔が微妙に空いてしまうので使いません。

なのでリモコンが必要です。

星空撮影で意外と重要なのが三脚

実は80枚近く撮影したのですが、軽量な旅行用の三脚を使ったため、風か何かで三脚が動いて星の軌跡が途中ズレてしまいました(汗)

星を撮影するなら重量があるしっかりした三脚がおすすめです!

軽い三脚しか持っていなかったので赤道儀(Vixen ポラリエ)を購入する際、三脚付きのセットにしました。

私のはこの以前のバージョン。重さ約2kgでがっちりしています。

ファイル形式は、Lightroomで結構いじるのでJPEGではなくRAWで撮影。

星空写真の画像処理方法

1. Lightroomで現像

先ほどの写真をLightroomで現像します。

こんな感じで星がよく見えるようにしてみました。同期して撮影したすべての写真を同じ様に現像します。

Lightroomで現像

現像できたら「書き出し」ます。とりあえずTIFF形式で書き出しました。

2. StarStaXでコンポジット(比較明合成)

書き出した画像を今回はMacとWindowsどちらにも対応しているStarStaxというフリーソフトでコンポジット(比較明合成)します。

こちらのページからダウンロードできます。

使い方は簡単で

  1. [Drop Imag Here]に画像をすべてドラック&ドロップして読み込み
  2. [Preferences]の[Blending Mode]を[Lighten]にする
  3. 上の左から4番目にある[Start Processing]ボタンを押す

コンポジットするとこんな感じになりました!

撮影間隔が空いてぶちぶち途切れてしまった場合は、[Blending Mode]を[Gap Filling]にして途切れた部分を補完することができます。

StarStaXで34枚 比較明合成

保存した画像をLightroomでちょっと調整してできあがり!

ちょっと星が多すぎる…現像段階でもう少し暗めに現像した方がよかったかも。

GX7で撮影した星の軌跡の写真

おまけ1 GIMPでコンポジット(比較明合成)

風でブレたのも含め全部で84枚(1時間24分ぶん)の写真をStarStaxでコンポジットしてみました!

よく見ると途中線がぐにゃと歪んでいます。がっつり飛行機も写ってるし…

StarStaXで84枚 比較明合成

ちょっともったいないので GIMP(v2.8.16) でTIFF画像を読み込んで、ズレている画像だけ手動で移動して整えてみました!

だいぶよくなりましたね!

GIMPで84枚 比較明合成

実は、GIMPでも比較明合成がとても簡単にできます!

レイヤーモードを[比較(明)]にするだけ!

全部の画像を読み込むのに少し時間がかかるのと、1枚1枚レイヤーモードを変更するのが手間ですが…(汗)

その辺、StarStaxの方が楽でいいですね。

おまけ2 星野写真【ガイド撮影編】

こちらは、GX7と赤道儀を使って撮影した星野写真です!

星を追尾して流れない様にして撮影しています。

GX7で撮影した星野写真

GX7とVixen(ビクセン)のポータブル赤道儀「ポラリエ」を使って撮影した星空の写真をLightroomとGIMP...

まとめ…感想

星の軌跡の写真は星野写真と違って赤道儀が必要なく、マニュアル撮影・バルブ撮影できるカメラ三脚リモコンさえあれば後は連続でシャッターを切りっぱなしっ

と意外と簡単に撮影できるのでおすすめ!

ISO200の低感度でも撮影できるので、高感度+長時間露光に弱いGX7でもノイズをあまり気にせず撮影できます。

ただちょっと構図に注意が必要のようです…

山や木や海や建物など何かしら写っていないと、ただたくさん線が走ってるだけの面白味のない写真になってしまいます!

今回の写真あまり景色が写ってなくて正直微妙…

今度は広角レンズ使ってもっと景色を入れて撮影したいです!