雨が降ったりやんだりの蒸し暑い日が続きますが、山形の県の花「べにばな」があちこちで見頃を迎えているそうです!
あのジブリ映画『おもひでぽろぽろ』(1991年)の舞台にもなった山形市高瀬地区に紅花を見に行ってきました!
高瀬地区のベニバナ畑の情報・場所
例年のベニバナの見頃
7月上旬〜中旬頃
高瀬紅花ふれあいセンターの場所・地図
〒990-2232 山形県山形市下東山1360
参考ホームページ
山形市高瀬地区の紅花
「うすと紅花の里 高瀬」来る方向にもよりますがこんな看板が見えます。
「高瀬紅花ふれあいセンター」の入口です。
ここの駐車場を利用します。のぼり旗が目印です。紅花の季節限定でしょうか?こちらのトイレも使用できるようでした。
以前来たときは、「高瀬紅花ふれあいセンター」のすぐ隣に紅花畑が広がっていましたが、紅花は連作障害がでる植物なので今年は写真の奥の畑に移動したようです。
歩道を歩いていざ紅花畑へ!
こちらはやや見頃終盤ですがきれいです〜!紅花は黄色い花びらの花ですが、終りが近づくと濃い赤みがかったオレンジ色になります。
奥にはちょうど見頃の紅花が満開です!『おもひでぽろぽろ』で摘んでましたね〜!
アザミに似ていて、黄色くて可愛らしい花ですが鋭いトゲがあります。そのまま触るととっても痛いので、早朝の朝露に濡れトゲが柔らかい時に摘むそうです。
映画でも朝早くに摘んでましたね。
紅花は、エジプト原産の植物でシルクロードを通って4〜5世紀に日本へ渡来したと言われているそうです。
日本では、平安時代に千葉県長南町で盛んに栽培され、江戸時代中期以降は現在の山形県最上地方や埼玉県桶川市、上尾市周辺で盛んに栽培されていたそうです(参考:Wikipedia ベニバナ)
ベニバナ染めの染料や口紅などの紅(べに)に使われていたそうで、紅は生花のなんと0.3%ほどしかとれずかなり高価なものだったそうです。(参考:おいしい山形 山形県の紅花栽培の歴史と現状)
紅花畑は、高瀬紅花ふれあいセンター横と車で少し行った高沢にありますが規模は小さいです。
なので映画のイメージでやってくると少しビックリするかもしれません。
明治時代に、中国産の紅花の輸入が盛んになり、また化学染料が普及したことにより山形の紅花生産は衰退してしまったそうです。
今では、観光や紅花染めなどにわずかに栽培されているそうです。
まとめ…感想
『おもひでぽろぽろ』の聖地、山形市高瀬地区の紅花畑でした。
今年は高瀬紅花ふれあいセンターで『おもひでぽろぽろ』のセル画展も10日まで行われていたそうです。
夏になると金曜ロードショーで再放送やったりしますよね。
なかなか気恥ずかしいシーンもあり家族で見ると地味に気まずかったりします(笑)
個人的にジブリ映画は『千と千尋の神隠し』が一番好きですが、主題歌の原曲「The Rose」は個人的な好きな歌ベストスリーに入るくらい好きです。
日本語訳の「愛は花、君はその種子」も素敵です。
紅花といったら『おもいでぽろぽろ』を思いだす人が多いと思いますが、私は『銀魂 かぶき町四天王篇』のラストシーンも思い出します!
銀魂の長編はどれも好きですが、個人的にこのラストシーンが一番好きです。
ラストシーンで満開の紅花畑が登場するのですが、もう涙なしにな見られませんッ!!
最後、風に吹かれて紅花の花びらがぶわっと舞って……。
実際、紅花の花びらはあんな風には飛ばないと思うけど、そんなのどうでもいいくらい感動です!
個人的散策路評価:★★★★☆ 星4(散策路ではないけど…)
写真一言:紅花はかわいいな〜