空がきれいに晴れた日が続いていたので、蔵王坊平へ星空撮影に出かけました!
今回はミラーレス一眼レフGX7でアンドロメダ銀河を撮影して見ました!
ちっちゃいですがちゃんと写りました!
夏の大三角や射手座と天の川の写真も撮影しましたよ〜!
蔵王刈田駐車場にも行ってみようかと思ったのですが、風が強かったので今回は坊平にしました。
GX7で撮影したアンドロメダ銀河の写真データ
先月のペルセウス座流星群のとき、坊平たいらぐら駐車場で山形天文同好会さんの「坊平天文フェスティバル」でかなり大きな双眼鏡でアンドロメダ銀河を見せてもらいました!
このときは、空の状態があまりよくなかったらしいのですが、アンドロメダ銀河が見えて感動しましたー!
それ以来、写真でも撮ってみようと天気をうかがっていましたが…チャンス到来!
さすがに双眼鏡で見るよりは小さいですが、この真ん中上よりちょっと右に写っているのがアンドロメダ銀河!たぶん!!
パナソニック DMC-GX7 LUMIX G VARIO 12-35/F2.8
32mm f2.8 ISO1600 RAW 長秒ノイズ除去ON
60sec×2枚コンポジット
フィルター:Kenko PRO1D プロソフトン [A]
赤道儀:Vixen ポータブル赤道儀 ポラリエ
現像:Lightroom 6
コンポジット:GIMP 2.8
撮影場所:山形県上山市 蔵王坊平高原
8枚ぐらい撮影してコンポジットするつもりが、雲が出てしまって撮影できず。
使用機材や画像処理やコンポジットの方法(加算平均合成)等は、こちらの記事を!
こちらはトリミングしたもの。
12-35mmのレンズではトリミングしてもだいぶ小さいですね。
以前、パナソニックのコンデジFZ200でオリオン大星雲(M42,M43)をズームして撮影したのですがなかなか大きく撮れたので、今度はこのカメラで挑戦しようと思います!
アンドロメダ銀河
アンドロメダ銀河は、地球から約250万光年の彼方に位置し、肉眼で見える最も遠い天体だそうです。
形は、私たちの天の川銀河と同じように渦を巻いた形の渦巻銀河。
天の川銀河に対して秒速約122kmで接近していて、約40億年後には天の川銀河と衝突するそうです。
(参考:Wikipedia アンドロメダ銀河)
……なんだか途方もない話ですね(汗)
この小さなモヤモヤに天の川と同じように幾千もの星があって、さらにその星を廻る惑星があって……
これはもう確実に宇宙人いますね(笑)
ちなみに、アンドロメダ銀河の場所は星座早見表と星座の本片手にケンコーの格安双眼鏡New Mirage 7×50で見つけて撮影しました。
スマホのアプリ使えばもっと簡単に見つけることができると思います。
蔵王は空が暗いので一度見つけることができると、肉眼でもなんとなくぼやっとしているのがわかるので位置を覚えました!
それにしてもNewミラージュ値段が上がりましたね。
日本製じゃないけど三脚と三脚フォルダー付きのセットが送料かかったけどネットで4000円くらいで買えてたのに。他の倍率のも買っときゃよかったー。
蔵王坊平で撮影した星空
蔵王坊平から見る天の川
まっすぐ立ち上がる天の川。
風景と星空の写真は未だにいいなぁ〜と思える物が撮れていません><
f2.8 ISO1600 30sec RAW 長秒ノイズ除去ON
ノイズリダクションしてもなんとなく全体がピンクっぽく…GX7はやはり長時間露光時のノイズに弱いorz
刈田駐車場の方が坊平より標高が高いので、地表付近の星も撮れるし、心なしか水蒸気のモヤ(?)が少なく星がはっきり見えるような気がします。
撮影場所についてはこちらの記事を参考に!
夏の大三角
夏の大三角形と天の川!
中央上がはくちょう座のデネブ、中央下がわし座のアルタイル(彦星)、こと座のベガ(織姫)。
f2.8 ISO1600 60sec×4枚 RAW 長秒ノイズ除去ON
射手座
またまた射手座の写真です。
GX7でもとても星空らしい写真が撮れるのでこの辺りの星空がお気に入りです!
前撮った写真と同様、少し上すぎた〜下の星が縁ぎりぎり。
f2.8 ISO1600 30sec×8枚 RAW 長秒ノイズ除去ON
まとめ…感想
GX7とポラリエでの星空撮影にもだいぶ慣れて、前より早くセッティングできるようになりました!
以前はカメラをあちこちいじって星空をゆっくり楽しめなかったのですが、今回は双眼鏡を旅行用三脚に固定してじっくり見てみました!
凄く重いタブレットならあるんですが、未だにガラケーなので星雲とか見つけるのがなかなか難しくて(汗)
冬は雪のため撮影はなかなかできないので冬の前にもう少し撮影したいです。